先日、きばやし企画『エデンをさがして』at 月見ル君思フ へ参戦してきた
そういえば、栢本てのさんカテゴリのアイキャッチは、月見ル君思フで撮った写真。手持ちにあっただけで、特に意味はない…
とまあ、また栢本てのさんを目撃したわけである。一体何回目なのか。
と、その前に…
このカテゴリ、栢本さんご本人まで届いていたらしい…
先日のライブの物販のときに言われてぶったまげました。
Twitter改めXの拡散力ってすごいんだなあ、と思いました。なんとも小学生のような感想…
このブログ、今しか書けないことをなんとか形にしようと思ってはじめました。
音楽の世界で思ったこと、感じたこと、自分が無意識のうちに考えていることなど… このへんはまたどこかで別記事にするか。
世界の隅々まで広がることはないと思いますが、どこかの誰かが読んで、ホウ、と思っていただければ幸いです。
って、こういうことを書くと常体とですます調が混じるんだよな…どちらかに統一せねば。
休符が気になった話
先述のライブ、パーカッションのサポートがついていた。いつもと違った雰囲気の演奏。
そして、どーしても気になったことがあった。それがまさに“休符”である。
いやいや、こいつ何のこと言うとんねん、って話ですね、説明しますよちゃんと!
事の発端は『深層』
『深層』を聞いていたときのこと、おっ、と思った。
サビの「僕ら言葉を」のところ。
いつもは「らことば」のところは四分音符で音を当てていると思うが、
この日は「ら」と「言葉」の間に休符があった。
んーと、文字で表現するのが難しい…
「らーこーとーばー」なのか、
「らー、ことーばー」なのかの違い、と言ったら伝わるだろうか…
パーカッションとの兼ね合いでそうなったのか、あるいは別の理由でそうなったのか、私には知り得ない。
私はこの歌い方を今回初めて聴いたが、もしかしたら7月一発目からこの歌い方をしていたのかもしれない。(そもそも私は全ライブ聴きに行けているわけではない…)
ただ、休符とその効果を感じることはできる。
私が思う、休符の効果
全部四分音符でとると、曲のテンポ的に「こーとーばー」という感じの発音になる。
ひらがな一音一音、結構はっきりと発音する感じ。
今回のように八分休符を入れると、「ことーばー」みたいな感じの発音になる。
このとき、「こ」の発音が無声音(空気だけの音 ひそひそ声って言うとわかりやすいか…) に近くなり、
「言葉」という言葉の角が取れたような印象を受ける。
また、これは完全に曲の特性だが、
3文字目の「ば」がちょうど小節頭に来ている。ここの音が強調されてしまうのは宿命であろう。
いわゆる濁音というやつで、歌うときの発音にはものすごく気を使う類。(らしい)
(小学生のとき、ガ行の発音を徹底的に直された記憶…)
どうやって歌うか、どうやって伝えるかの考え方にもよるが、濁音はある程度角を取ったような発音をするシンガーさんが多い。
「言葉」の角を取ることで、濁音をうまく吸収するための策なのかもしれない。
あとは、休符で息継ぎができる。(大事!)
色々考えた結果は…
とまあ、いろいろと書いてみた。
本当のところ何があったのかは知り得ないが、
『深層』をさらに磨き上げたい思いから生まれた変化であることは間違いない。たとえそれが無意識であっても、だ。
書いていて思った。細かい…!
普通そこまで深聴きしないですよね。はい。
そういう人間なんです。
もしよければ…
この投稿は”休符”にフォーカスしてますが、別場で”余白”にフォーカスした投稿をあげています。
似ているようで、全然違います。
よかったら読んでみてください。