僕とBUMP OF CHICKEN vol.03

BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKEN

vol.02まで自分の昔話ばっかり書いていたので、今回はもう少しBUMPの魅力の部分に迫ることができれば…と思っている。
(けれども、タイトルは僕とBUMP OF CHICKENか…)

というわけで、個人的に心惹かれた曲を挙げていこうと思う。

私見だが、”心惹かれる”と”魅力を感じる”は微妙に違うと思っている。
“魅力を感じる”曲はもっとたくさんあるので、次回以降のコンテンツで紹介できればと考えている。

筆者が心惹かれた、BUMP OF CHICKENの楽曲

『ロストマン』

個人的に、BUMP史上最高の曲だと思う。
一生に一度は生で聴きたい… (未だ遭遇したことなく)

この曲は、歌詞を書くのに9ヶ月かかったことがよく知られている。
というのも、とりあえずオケだけ入れて後から歌詞を入れる、みたいな作り方をしていたという説がある。
最初に仮で歌詞を「ららら」なんかで入れてしまうと、それ以上の言葉が見つからなくなって、とんでもない時間がかかる、みたいな仕組みらしい。

ただ、その9ヶ月悩んで書かれた歌詞は、5分の曲ではもったいないほどに輝いている。
多少バイアスがかかっているとは思うが、神がかっている、とでも表現しようか。言葉を失うほどの魅力がこの5分には詰まっている。

んー、ちょっとこれ以上は書けない。

『ギルド』

BUMPには、言葉の表現が素敵な曲、というのがいくつも存在している。
自分の思う素敵表現はまた次回にでもまとめようと思うが、その中でも『ギルド』は異彩の輝きを放っていると言えよう。

そもそも「ギルド」とは何なのか、というと、中世ヨーロッパで形成された商人組合のことである。大学レベルくらいの西洋史で名前が出てくるイメージ。
有力商人が都市の自治を獲得するべく活動していったという感じ。歴史を説明しだすと明日の晩くらいまでかかってしまうので、このへんで控えておこう。
姿かたちは違うものの、労働者の集まりの一種、と理解していただければわかりやすいと思う。

で、曲の話に戻るが…
出だしの「人間という仕事」という表現。ここから早速心を持っていかれる。
生きていることを仕事に例えて表現している。
でも、「相応しいだけの給料 貰った気は少しもしない」なのである。
生きていくことを仕事になぞらえ、生きていく上でうまくいかないこと、苦しむことを拾い上げ、「いずれにせよその瞳は開けるべきなんだよ」と語りかける。
Be Thereな* BUMPの代表格であろう。

曲を聞かずとも、歌詞を読むのみでも、おおーっ、となる。そんな1曲である。
Apple Musicなんかではライブ音源が聴けるので、もしよければ触れてみていただきたい。Sonicストラトのカッティングがまたいい味を出している。

『3月のライオン』なるアニメの曲としても知られている。そちらとのコラボMVもまたとんでもない作品になっているので、合わせてチェックいただきたい。

この曲だが、なぜ心惹かれたのか、と言われると非常に説明が難しい。とにかく聴いていて、こう、心が震え上がるというか、うおーーってなるというか。
2番入るところのバスドラ入ってくるところなんか鳥肌もの。BPMめちゃ速いこともあり、よくわからないままでもどんどん曲に惹きつけられていく。

この曲もまたライブが超絶かっこいい。
こちらもApple Musicで聴けるのでぜひ。
絞り出したような藤原氏の声が印象的。

最後に

僕とBUMPシリーズはいったん区切りを迎えたと思ってます。
今後はもう少し客観的にみたBUMPの魅力を書いていければ。

今後ともお付き合いいただけますと幸いです。

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