突然だが、私はBUMP OF CHICKENが大好きだ。
BUMPと出会っていなければ、これほどまで音楽の世界にのめり込んでいないだろうし、
ギターもAdobeも触っていないだろうし、
なんなら今の仕事もしていないと思う。
ここ最近、自分の音楽好きのルーツについて
考えさせられることが多いので、
棚卸の意味も込めて、私とBUMPの出会いから
これまでを文字に起こしていこうと思う。
BUMP OF CHICKENとの出会い
私がBUMPと出会ったのは
確か中学2年生のとき。たぶん…
とある友人がカラオケで『ray』を歌っていて、
いい歌だなーと思ったのが全ての始まりである。
帰宅してから、まだ持ち始めたばかりだったスマホで検索をかけた。
で、ヒットしたのが『ray』のMVだった。
衝撃的だった。
こんなにかっこいい音楽が世の中にはあるんだ、と気づかされた。
ほんの一瞬で心を持っていかれた。
(一目惚れ、なる感情に近いのかもしれない…)
ここが全ての原点である。
なぜ心を持っていかれたのか
完全に事後分析ではあるが、これほどまでに心を
掴まれたのには理由があると思っている。
まず、BUMPに出会うまでの自分にとって
音楽とは「キラキラした世界でキラキラした人間がやるもの」だと思っていたから。
なんとなく音楽の世界を雲の上まで持ち上げて、
自分とは関係のない世界だと認識していたように思う。
加えて、その雲の上の音楽の世界に対して
「憧れ」を抱いていたからだと思う。
雲の上とはいえども、自分もあんな世界に行けたらいいなあ、という思いが心のどこかにあったのだろう。
とまあ、自分から世界を離しておきながら憧れていた、というよくわからない状況のもとで
目の前にBUMPが現れて、すごく自分に近いところで音を鳴らしてくれていた。
我ながら、一撃でやられるのも納得である。
BUMP OF CHICKENと出会ってから
すっかりBUMPの虜となってしまった私は、
BUMP門からそのまま音楽の世界へと吸い込まれていった。
新しく出会うアーティストに魅せられ、なんとなく知っていたアーティストの見方が変わり、
本当に刺激的な毎日を過ごしていた。
高校に入ってからはFM802をよく聴くようになり、勝手に音楽の情報が入ってくるようになった。
最近流行りの音楽はなんなのか、これからくるアーティストはどんな方々なのか…etc
私が高校生の頃というと、ヘビロテで
雨のパレードやら、あいみょんやら、Mrs. GREEN APPLEやら、My Hair is Badやら、SUPER BEAVERやらフレデリックやらSuchmosやら…が流れていた時代だ。
(年齢がバレてしまう)
別記事で書こうとは思うが、緑黄色社会やMyukさんなんかもラジオで出会っている。
おまけに、昔から知っていたアーティストの見方も大きく変わった。
代表例はmiwaさんであろう。
ヒカリヘのときに知ったので、
厳密にはBUMPより後に出会っている。が、
音楽の世界に吸い込まれてからイメージが大きく変わった。
元々はアイドルのようなキラキラした方だと思っていたが、蓋を開けてみればあら不思議。
ギターへのこだわり、歌へのこだわり、とんでもない歌唱力など、
自分が思ったより何百倍もすごい方だということに気がついた。
BUMPと出会い、見事に音楽の世界にハマってしまった私。
vol.2 では、BUMPのライブに行ってからの変化を書こうと思います。